こんにちは。わっくんです。
ワインを飲み始めてずっと追い求めてしまうものは、コスパだと思います。
安くて良いものを求めてしまうのは人間の性ですよね。
「コスパの良いワインってどんなワイン?」
その辺についてお伝えできればと思います。
ワインのコスパとは?
コスパの定義
料理などの味に関して言えば、”支払った価格に対してどれだけ満足できたか”ということです。
ワインにはレベルといいますか、値段による味の壁があると考えてます。ここを乗り越えると明らかに変わるといったものです。生産者が意識してそうなラインかもしれません。
・レベル1(0~500円)
特徴:味、バランスの良さを意識
・レベル2(501~1000円)
特徴:レベル1の進化版
・レベル3(1001~2000円)
特徴:レベル2+複雑味、風味
・レベル4(2001~3000円)
特徴:レベル3+個性
食の世界も同じかな?と思いますが、料理のレベルが高くなってくると”おいしい”のはもちろんなんですが、+αで何かあるんですよね。香りや歯ざわりなど。
東京で食べるステーキ100gを例にしてみます。
レベル1(1000円)
輸入牛を使った最低限まずくないと思わせられる味
レベル2(3000円)
国産牛を使ったレベル1の味が向上
レベル3(1万円)
和牛を使った高級感のある味
レベル4(3万円)
器、インテリア、細部までこだわった空間
わっくんのイメージだとこんなところでしょうか?
それでは、改めて、コスパってなんでしょうか?
それは、経験によって培われた自分なりのレベル分けのことですよね。
なので、コスパの良し悪しというのは、自分の中でしか作れないと思います。
例えば、こんな人がいたとします。
・Aさん→輸入牛(1000円)が大好き、和牛(10000円)は好きじゃない
・Bさん→和牛(10000円)が大好き、輸入牛(1000円)は好きじゃない
先ほどのステーキを例にすると、もしBさんがAさんに対してレベル2の国産牛(3000円)をオススメしても、レベル1の輸入牛の方がコスパが良いと感じるでしょう。
逆にAさんがBさんに対してレベル1の輸入牛をオススメても、レベル2の国産牛(3000円)の方がコスパが良いと思います。
結局その人の好みによって変わってきますよね?
もちろん収入の差もありますが、考え方はこのような形になるかと思います。
ということは、万人に受けるコスパの良いワインはそもそも存在しないです。
コスパが高い=お得ではない
ということです。
人にオススメをする前に
自分の好みが何なのか、どれくらい経験があるのか
を明確にして
相手の好みが何なのか、どれくらい経験があるのか
を理解する。
本来であれば、こういったステップを挟んだうえで、そこからようやく始まる物語なんですね・・・。
食べ物や飲み物の好みが変わったり、食生活、生活習慣によっても、コスパは変わります。
それを踏まえた上でコスパの良いワインとは何か。
『価格に対して自分の思ってたレベルを超えたもの』です。
そして、ゲインロス効果という心理学も大きく関わってくると思います。
ゲインロス効果
→”プラスとマイナスの変化の大きさ”と”その影響量”は比例する。ギャップのこと。
例:これはダメだろうと思ったものをいざ使ってみたら意外と良かった。
わっくんのコスパ良いワインとは
わっくんは糖質制限をしています。甘いものが大好きです。この世で一番好きなものは?と聞かれたら炭水化物です。ですが、今現在、自分の体に合った生きやすい食生活が糖質制限でした。体はずっと、心は時々、甘い物を求めています。あとは、普段の食事にほぼ必ず出てくる肉料理。
そんな自分が大好きなワインは糖の少ない辛口なのに、甘い風味を強く感じる重いワインです。
チョコレートやレーズン、バニラなど、甘い食べ物を連想させるワインが一番心地よいです。
糖を気にしなければ甘いデザートワインが最高ですが、残念ながら今は飲みたくありません。
わっくんの場合、それらに当てはまったワインならとりあえずは美味しいとは感じるでしょう。
スペインやイタリアの果実味がたっぷりなもの、アメリカの甘い風味のもの。
例えば
スペイン
イタリア
アメリカ
わっくんにとって、これらのワインはものすごくコスパが高いと感じます。
たったこれだけの値段で求めているワインが手に入る。
とてもすごいワインだ!
みんなに教えてあげたい!と思うわけですが、はたして誰にとってコスパが良いのか?
自分の収入レベル、似たようなワインの趣向、環境の人じゃないと理解できないような気がします。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
最近よくみかける、コスパという言葉ですが、どの業界においても、技術の進歩によって品質は上がるものです。
ですが、果物の生育というのは毎年美味しくできるわけではありません。
好き嫌いはあれど、目の前のワインをどう楽しむかの方が重要だと思いますよ!
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