ワインのヴィンテージについて

ワイン編

こんにちは。わっくんです。
「古いワインは良い。」
これは正しくもあり、間違いでもあります。
ヴィンテージワインとは?
そもそも、ヴィンテージとは?
この辺りについて解説したいと思います。

そもそもヴィンテージとは何か?

ぶどうの収穫年ワインの製造年です。オールドヴィンテージと呼ばれるものは赤だと15~30年、白ワインだと15年程度になります。赤ワインに含まれるタンニンが長期熟成を可能にしてます。
その年のぶどうのみを使った場合には、ヴィンテージ表記がされているものがほとんどです。
中にはNV(ノンヴィンテージ)と書かれているものもありますが、これは様々なヴィンテージのぶどうを混ぜ合わせて作ったワインに多いです。シャンパンには特に多くみられます。

ヴィンテージで味が違う理由

毎年ぶどうの味が違う

これは天候生産者の感覚など、いつも同じにするのは不可能なので、味が違うのは当然といえます。
ですが、生産者の工夫によってあまり違いがないように作られているものも多いです。
特に大量生産しているワインというのは、味の均一化も商品の魅力の一つになります。

そもそもブレンド比率が違う

様々なぶどうをブレンドして作る生産者によっては、それぞれのぶどうの出来によってブレンド比率を変えることもあります。全く別のワインのように感じるのもうなずけます。

ヴィンテージワインの選び方

当たり年を選ぶ

一般的に当たり年とは、ぶどうの出来が良かった年になります。
当たり年のぶどうは甘味があり、程よい酸味で、果実味が豊富になります。
逆にあまりよくなかったぶどうは青臭く苦み水っぽさを感じる場合があります。
最近ではぶどうの栽培技術、ワインの加工技術が上がってるので、比較的悪いヴィンテージというものがあまりないのですが、ボルドーだと2007,2013は少し気になりました。
一般的にバッドヴィンテージと呼ばれるぶどうの育成が難しかった年は気を付けた方が良いです。

ピーク(飲み頃)を意識

たいていのワインは複雑味と味のバランスの良さがちょうどよいものを良いワインと呼ばれますが、ワインは生きてるので、飲み頃にはまだ早かったり、逆に熟成のピークが過ぎている場合もあります。
一般的にタンニンが多いワインほど長期熟成に向きます。ライトボディなものや軽やかでフレッシュな味わいのものは半年~1年以内に、出来ればすぐにでも飲んだ方が良い場合がほとんどです。
フルボディで比較的重いものでも大抵は数年ほどでピークを迎えるでしょう。
ごくまれに何十年以上も熟成に耐えるようなワインもありますが、そのほとんどが高級ワインです。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
ワインは生きており、瓶ごとに違う全てのワインをピークで飲むことなんて不可能です。
ですが、知識によってどのようなものかを推測できたり、意外なことや新しい事を学べたりします。
銘柄ではなく、その一本がたまたまそうだったのかもしれません。
そうやって飲んでみると無限の可能性があって、さらに奥深いワインの世界に導かれるでしょう。

心優しい方へ

ご覧くださってありがとうございます。

お酒を嗜まれる”紳士”や”淑女”は懐の深い方ばかりだと思います。
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どうかわたしに未来をあたえてください。

ワイン編
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